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瞑想を習慣づけると起きること

 

 

  • 瞑想の科学的な三つのメリット

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  • 1.ストレスの減少&ストレスによる悪影響の減少

人間はストレスを感じると、ストレスホルモンであるアドレナリンやコルチゾールを分泌します。これらのホルモンにより動悸が早くなり、血圧が上昇、脳や筋肉に糖が送られ人間は臨戦態勢に入ります。一時的にパフィーマンスをあげたいときにはこれらのホルモンは活躍しますが、慢性的に分泌されると不眠症や高血圧や自律神経失調症などを引き起こし、心身ともにダメージを受けてしまいます。

 

これらを防ぐためには瞑想の習慣化が効果的だと言われています。2007年の研究によると、マインドフルネス瞑想はコルチゾールの分泌を抑える効果があります。また2012年に行われた1200人を対象にして行われた研究によると世の中のほとんどの精神安定剤よりも瞑想の習慣化の方がストレスを軽減させる効果があったそうです。

 

ここで具体的な実験を紹介します。二匹のマウスに定期的に電気ショックを与える実験を行いました。この二匹の違いは片方のマウスには電気ショックを止めるレバーを設けもう片方には何も設けませんでした。そうするとレバーのあるマウスは次第に学習し、電気ショックを与えられるたびにレバーで電気ショックを止めるようになります。片方のマウスが電気ショックを止めるともう片方のマウスも電気ショックが止まるため電気ショックによってうけるストレスは二匹のマウスどちらとも同じになります。しかし、この実験を続けると面白いことがわかります。レバーが設けられているマウスは健康状態をキープした状態を保つことができましたが、もう一方のマウスは衰弱してしまいました。つまり、この実験によってわかることは

ストレスをコントロールできていると感じると、ストレスの悪影響を受けにくくなると言います。

 

ここでは瞑想が電気ショックを止めるレバーに当たります。

 

瞑想を5分間するだけでも落ち着き不安感をなくすことができるためストレスをコントロールすることができます。瞑想をすることによってストレスを緩和するだけでなく、ストレスによる悪影響を減らすことができます。

 

 

 

  • 2.物理的に脳の容積を変化させる

ハーバード大学の研究によると8週間瞑想を続けると脳の二つの部位の容積が著しく増加することがわかっています。その二つの部位とは

  1. 記憶や空間学習能力を司る海馬
  2. 側頭頭頂接合部*1

また、この実験でわかった最も重要なことは扁桃体の容積の減少が見込まれることです。

扁桃体は恐怖やストレスや不安を司る部位であるためこの部位の活動を抑えることで心配性や不安症の改善やストレスの抑制にもつながります。簡単にいうと、瞑想を続けるだけで前向きな人になりやすいということです。

 

 

 

人間の脳が消費するエネルギーの60%から80%は雑念により消費されていると言われています。その原因がDMNという脳のネットワークによるものです。DMNとは人間が意識的な活動をしていないときでも活動する脳回路のこと何も考えていないボーッとしているときでも、脳は働いています。逆に言えばこのDMNの働きを抑えることで脳で使われるエネルギーを大幅に節約することができるのです。その分本当に考えたいことに意識を集中させることができます。そのDMNを抑えるのに重要なツールが瞑想なのです。イェール大学の研究によると瞑想によって一時的に脳疲労を和らげるだけでなく、脳の構造自体に変化を及ぼしDMNによるエネルギー消費を抑えることができるそうです。何もしていないのになんかだるいと感じる人やすぐに疲れてしまう人は瞑想を取り入れて脳疲労を抑えてみてください。

 

 

 

具体的な瞑想方法はこちらの動画をご覧ください↓↓↓

 

  • 瞑想の具体的なやり方


効果のでる瞑想のやり方&習慣化するコツ

 

 

 

 

*1:通称TPJと呼ばれ、他社の気持ちや心理状態を予測する心理状態を予測するので瞑想により共感力を上げることができる