ドキュメンタリー映画『スーパーサイズミー』
ビックマックセットの成分表と1日に必要なカロリーや栄養素
あなたはビックマックの成分表を見たことがあるだろうか?
これがビックマックの成分表
525kcal タンパク質26g 脂質 28.3g 炭水化物 41.8g
タンパク質26gは筋トレしている人にとっては嬉しい
もしビックマックセットを買うと果たしてどのくらいのカロリーを摂取する事になるのだろうか?
僕がビックマックセットのLサイズを購入したとして考えてみよう
マックフライポテト(L)
517kcal タンパク質 6.7g 脂質 25.9g 炭水化物 64.3g
コカ・コーラ(L)
181kcal タンパク質 0g 脂質 0g 炭水化物 45.4g
よって総摂取カロリーは...
ビックマックセットLサイズ ドリンク コカコーラ
1223kcal タンパク質 32.7g 脂質 54.2g 炭水化物 151.5g
僕が一日あたり必要なカロリー量は約2686kcalである
つまり、このビックマックセット(L)で1日に必要なカロリーの約半分を補えることができる
また、僕の1日あたり必要とされている脂質量は44.8g~59.7gである
これは総摂取カロリー×0.15~0.2で計算することができる
つまり1日に必要な脂質量は総摂取カロリーの15%から20%という事になる
ちなみに脂質1gあたり9kcalである
ビックマックセットの総脂質量は54.2gで僕が1日に必要な脂質量をほぼ賄えることができる
次に1日に必要な炭水化物量は総エネルギー量×50~65%なので約325g〜400gなのでビックマックセットの炭水化物量は151.1gなので半分もしくは3分の1程度であることがわかる
要するにビックマックセットは脂質がかなり多い食べ物だということが分かった
アメリカのビックマック
アメリカに行ったことがある人はわかるだろうが、アメリカのドリンクのサイズはかなりでかいアメリカでのmediumが日本ではLargeだろう
さらにただでさえこんなにでかいのにアメリカのマックはドリンクバー形式になっており自分の好きなドリンクをいつでも飲めるようになっており、店外へ出る際にはこのドリンクカップに満タンにドリンクを補充しても構わないという子供には夢のようなシステムがある
なので正直、サイズは関係ない(笑)
お客さんがどのくらいの量を一気に飲みたいかによる
つまり100円程で飲み放題が可能ということだ
アメリカに行ったとき、アメリカが肥満大国と呼ばれる原因はこれだと確信した
僕もアメリカでのマックには随分お世話になった
レストランに行ったらチップを払わないといけないので一人で腹ごしらえをしたくても余裕で10ドル(1000円)を超える食生活になってしまう
一人旅で基本的に一人で飯を食べるのにそんなにお金をかけれるわけがないと思い、マックに行ってみた
マックではあまり英語を話せない僕はタッチパネルで注文することができ、商品を吟味することができ、後ろの人に急かされる心配はない
ちなみにオーストラリアでもタッチパネルは導入されている
なのでいつも腹が減ったときにはマックに行き、ビックマックセットなどを購入していた
しかし、ポテトフライやドリンクなどは余計な脂質や炭水化物が多く含まれているのでマックマフィンを二つ買って残りはスーパーで買った水を飲んで凌いでいた
マックにはいわゆる低所得者が多く来訪していた
僕も含めて(笑)
そんな人たちは毎日のようにジャンクフードを食べているのだろうか?
ドキュメンタリー映画『スーパーサイズミー』
もしマクドナルドの商品を1ヶ月間毎日食べたらどのうようになるのか?という誰もやりたくない実験を追った映画が「スーパーサイズミー」である
この主人公であるモーガン・スパーロックはドキュメンタリー映画監督でこの映画で自ら実験台に立って見せた
彼の最初の健康状態はかなり良好だった
この実験にあたって心臓科医と胃腸科専門医と内科医に協力してもらい定期的に健康状態を観察した
体重は84.1kgで血圧もコレステロール値も運送神経も至って良好であった
しかし二日目ダブルクォーターパウンダーのスーパーサイズセットを食べ始め15分後にモーガンは吐き気を催し路上に嘔吐してしまった
ちなみにスーパーセットはLサイズの上のサイズである
このときにこの実験がどれだけ大変なことが分かった
1ヶ月の結果モーガンは体重が10kgも増え、体脂肪率も11%から18%に上昇、コレステロール値も異常値になり、内科医から今後1年間はマクドナルドを控えるようにと言われた
明らかにモーガンは不健康な体になってしまった
彼の1ヶ月の奮闘に敬意を表したい
マクドナルドは世界中から愛されているファーストフード店であるが、健康に気を使わなかったらモーガンのようになってしまう
改めて日本食がどれだけ健康的で日本人を長寿の国に導いたかを再確認することができた
自粛中ではあるが日頃から健康に気をつけて生きていきたい
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