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「アウトプット大全」を読んで

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

  • 作者:樺沢紫苑
  • 発売日: 2018/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

友人に勧められて読んだこの本

 

ブログを始めたことによってアウトプットの大切さを感じていますが、この本にはもっと具体的なアウトプット法が載ってありとても参考になりました

 

日本人はインプットばかりしていますが本当に肝心なのはアウトプットだと思います

 

アウトプットしないと基本的にインプットの意味がありません

 

例えば、英語の勉強をしたいと思って英会話教室に行ってもそんなに英語力が変わらないのと同じで何かを学習する際に受け身の態勢のままでいるとただ勉強しているふりになっているだけで肝心な部分を見落としがちだと思います

 

なので英語で考えてみたら普段から英語で話してみるとか外国人の友達を作りSNSなどでメッセージを送ったりとか単語を覚えるときはその単語を書きながら発音する行為を何回も来る返すとかなどなどアウトプット方法はいくつもあります

 

また、アウトプットすることにより人生をより楽しむこともできますし結果がすぐについて来るのでまた頑張ろうとか新たなことに挑戦しようとかアウトプットすることで様々な学びができることをこの本に教えてもらいました

 

この本は5つのチャプターに分けられています

  1. アウトプットの基本法
  2. 科学的に裏付けられた、伝わる話し方
  3. 能力を最大限に引き出す書き方
  4. 圧倒的に結果を出す人の行動
  5. アウトプット力を高める7つのトレーニン

 

この本を著作した樺沢先生は精神科医の先生なので心理学にも詳しく、科学的な根拠を含めたアウトプットのアドバイスが載っているので非常に参考になります

 

また先生は

基本18時以降は働かない

月10本以上の映画鑑賞

月20冊以上の読書

週4〜5回のジム通い

月10回以上の飲み会

年30日以上の海外旅行

 

など本業とは別にブログや講演会や執筆などもしながら人生を楽しんでいる生き方凄く憧れます

 

さらに、社会人に必須のコミュニケーションスキルなども載っていたので本当に勉強になる本です

 

大学でもこのような心理学を学べれたら良かったのにと思いました

 

それでは特に僕が関心を持った箇所を紹介したいと思います

 

  • アウトプットの6つのメリット

    1. 記憶に残る

人は、インプットされただけの情報は忘れてしまいます。しかし、アウトプットすることで、脳はそれを「使われた情報」「重要な情報」と判断するので、記憶に残ります

    2. 行動が変わる

アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」です。アウトプットは全て「運動」であり「行動」です。アウトプット後にフィードバックをすることで、あなたの行動はよりいい方向へレベルアップしていきます。

   3. 現実が変わる

自分の行動が変わると、周囲の人たちに様々な影響があらわれて、現実が変わります。仕事がより効率的になったり、人間関係が円滑になったり、現実世界がポジティブな方向に動き出します。

  4. 自己成長する

インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返すことで、自己成長できます。このサイクルをとにかく繰り返すことであなたは確実に自己成長の階段を上っていきます

  5. 楽しい

ここまで来ると、アウトプットが楽しくてしょうがなくなリます。ポジティブなアウトプットをすると人から評価されます。褒められます。信頼されます。だからもっとアウトプットをしたくなります。アウトプットのモチベーションもガンガン上がります

  6.圧倒的な結果が出る

自己成長が進み、現実がどんどんいい方向に変化してきます。職場での評価が上がり、大きな仕事を任せられるようになり、昇進・昇給します。人間関係が円滑になり、職場の仕事がやりすくなります。恋人やパートナーができる。様々なポジティブな結果が連鎖的に起こり、あなたの人生は楽しく、豊かなものへと変わる。アウトプットをすることで、圧倒的な結果が出るのです

 

  • インプットとアウトプットの黄金比は3:7

ほどんどの人はインプットだけを過剰に行っていると先生はおっしゃっていました。確かに何かを勉強する際には教科書を読んだりマークをつけたりしているだけであまり問題をといていないような気がします。勉強する際には間違えてもいいから問題を解くべきですね。

 

  • ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる

仕事での成功や、良好な人間関係を維持するには、ポジティブ言葉がネガティブ言葉の3倍以上必要であることが重要だそうです。「アウトプットしよう!」と思った場合、ネガティブなアウトプットはしないほうがいいです。ポジティブなアウトプットをしない限り幸せはつながらないのです。

 

  • 見た目や態度は、口ほどにものをいう

「思っていることを上手に伝えられません」「何を話せばいいのかわかりません」という人は多いと思います。伝え方が下手。そもそも伝え方がわからない。「伝える」問題。それはコミュニケーションの問題と言い換えてもいいでしょう。

コミュニケーションを考える場合、「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」の二つに分類すると理解しやすくなります。

「言語コミュニケーション」とは、言葉の意味、言語的情報です。

「非言語的コミュニケーション」とは、外見、表情、視線、姿勢、動作、ゼスチャー、服装、身嗜みなどの視覚的情報。そして、声の調子、声の強弱、声質などの聴覚的情報です。

心理学で有名な「メラビアンの法則」があります。メラビアンの法則とは「矛盾したメッセージが発せられた時の人の受け止め方についての研究」で、言語、視覚、聴覚で矛盾したメッセージが発せられた時、どれを信用するのかという実験です。

結果は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%。私たちは、言語の事業そのものよりも、視覚情報や聴覚情報を重視しているのです。

つまり、話の内容よりも、とりあえず笑顔で明るく話すことの方が何倍も重要なのに多くの人たちは「何を話すのか」ばかりに気を取られてしまって「どう話すか」については気が回らなくなっているのです

 

  • 目を見る

誰でもできる非言語的コミュニケーションは相手の目を見ることつまりアイコンタクトです。アイコンタクトをすることで、お互いの細やかな感情の機敏が伝わりやすくなりますし、コミュニケーションが深まります。恋愛でも仲良くなりやすいし、ビジネスでも親しい関係を作りやすい。お互いの人間関係が深まり、あなたの評価も上がります。

また、アイコンタクトによって、ドーパミンが分泌されます。ドーパミン「嬉しい」「楽しい」という幸福物質であり、モチベーションを高め、記憶を増強する効果もあります。良好な人間関係を作るのに、アイコンタクトは非常に役に立ちます。

 

  • 柔らかく的確に伝える「クッション話法」

「クッション話法」とは相手によくない事実を伝える場合、相手にできるだけショックを与えずに伝える方法です

 

【だめな話法】No But 話法

「最近、遅刻が多いようだな。せっかく売り上げが上がっているのに台無しじゃないか」

最初に悪いニュースを伝えてからポジティブな内容でフォローするという話法です。

悪いニュースをストレートに伝えると相手は精神的にショックを受けるので、後半の部分は上の空になってしまいます。後からフォローしても相手に全く伝わっていない。

 

【クッション話法】Yes But  話法

悪いニュースを直接伝えないで、クッションを入れる。クッション話法の代表例がYes But 話法です。「最近、売り上げ業績もアップしているし、凄く頑張っているね。ただ、遅刻が多いのは問題だな。時間厳守で頼むよ。」まず、ポジティブな情報を伝える。相手のできている点、長所、メリットなどを伝えて、ポジティブな雰囲気を作ってから悪いニュースを伝える。No But 話法と伝える順番を逆にするだけですが、相手に対する心理的ダメージは相当緩和されます。

 

  • 「長く話す」より「ちょくちょく話す」

心理学の法則「ザイオンス効果」を知っていると、雑談は内容よりも回数の方が重要だとわかります。アメリカの心理学者ザイオンスが行った実験で10人の人物の写真を被験者に見せます。写真ごとに、見せる回数が1回、2回、5回、10回、25回と異なります。写真の提示後に、写真ごとに好意度を評価してもらいました。その結果、多く見せた写真の人物ほど、被験者の好意度が高くなることが分かったのです。接触回数が増えるほど、人の好意度は高くなる。これを、「ザイオンス効果」と言います。つまり、長々と話をすることが重要ではなくてとりあえず声をかけることが重要です。

 

  •  断る

日本人は断るのがとても苦手です。きちんと断るということをしていないと、あなたの貴重な時間が「残業」「休日出勤」「行きたくもない飲み会」によって、無限に侵食されてしまいます。上司からの残業のお願いを断ると昇進に響くと考える人もいるかもしれませんが、あなたの会社では、上司のお願いを断らない便利屋のような人が本当に昇進していますか?多分、仕事ができる人が普通に昇進しているはずです。

断らない人は自分が本当にやりたいことに対して、エネルギーと時間をふりむけることができなくなってしまいます休息や睡眠、家族と過ごす時間も削られる。つまり断らない人は確実に不幸な人生を歩むのです。死ぬほど忙しくて睡眠がとれなくなったり、健康を害したりして初めて断るわけですが、それだったら最初から断るべきなのです。

 

  •  笑う(笑顔の8つの効果)

 1. 免疫力が高まる

・笑いよって、癌細胞を殺すNK細胞の活性が上昇する

・笑いによって脳内のエンドルフィン濃度が上昇し、免疫力が高まる

    2. ストレスが緩和される

・ストレスホルモンのコルチゾールが低下する

・笑いは腹式呼吸なので、セロトニンが活性化され、結果としてストレスが緩和される

 3. 痛みが緩和される

・15分の笑いで、痛みの許容レベルが10%上昇する

・笑いによって、鎮痛物質エンドルフィンが分泌される

 4. 各種身体症状に効果がある

・笑うと血管が開き、血圧低下、心臓に好影響を与える

・笑いは血糖値の上昇を抑える

・笑いは便秘解消になる

   5. 記憶力が上昇する

・笑顔によるコルチゾール抑制作用によって海馬のニューロン損失が減少し記憶力が上昇する

・笑うことで脳波のα波が増えて、リラックスした状態になり、集中力、記憶力が高まる

   6. 幸せになる

・笑いによって幸福物質ドーパミン、快楽物質エンドルフィンが分泌されるので「楽しい」「幸せ」な気分になる

・笑顔でいる人は30年後の幸福度が高い

   7. 考え方がポジティブになる

・笑顔をつくるだけで考え方がポジティブになる

   8. 長生きする

・満面の笑顔の人は、そうでない人より、7歳長生きする

 

 

 大学でもこのようなコミュニケーションスキルや幸せに生きていく上で必要不可欠なことをテーマにする授業があったらいいのにと思いました

 

日本人はNoがあまりはっきり言えないことにも言及していて意味のない飲み会などを断るべきだとも書かれておりまさにその通りだと思います

 

他人の人生を生きるよりも自分の人生を歩む方が何倍も楽しいし充実している

 

この本は生きていく上で重要なことを教えてくれました

 

あとまさか笑顔にこんな効果があるとは思ってもいませんでした

 

僕は笑顔をしない方がクールだと思っていた人間だったので悔しいです(笑)

 

是非この本を手にとってアウトプットに専念し、最高の人生を歩みましょう