医学的に食べた方がいい食べ物10選
あなたは普段食事をするときはきちんと健康に気を使って食事をしていますか?
私は常に食べるものに意識を向けてバランス良く栄養を考えて食事をしています
しかし、私が最近読んだ『医者が教える食事術』には常識を覆すようなことが盛り沢山に書かれてありました
自分では健康に良いと思っていたつもりで食べていたものが実は悪影響でしかなかったことが書かれていました
その本に書かれていた医者が教える健康にいい食べ物10選を紹介したいと思います
1.オリーブオイル
オリーブオイルは100%体に良いものです
なぜかと言うとパンやパスタなどの糖質にオリーブオイルを加えることで、血糖値の上昇が抑えられることが判明しています
通常、パンやご飯などを食べると血糖値が上昇して肥満の原因になったり、体の倦怠感や眠気を感じることがありますが、そういった糖質と一緒に食べるだけで血糖値の上昇を抑えることができるのです
そのままスプーンに一杯飲んでも良いですし、様々な料理の調味料としてオリーブオイルを積極的に使うべきです
しかし、エキストラバージンオイルのみです
あとできるだけ温度変化に陥っていない新しいものを買いましょう
オリーブオイルをたくさんとる地中海ダイエットは、長寿食としても報告されています
ただし、エキストラバージンオイルのみとします
2.ナッツ
クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ......ナッツ類にはビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸など体に良い成分が詰まっています
糖尿病や心疾患をはじめ、様々な病気を予防し長生きできる食べ物と言えます
縄文人も常食していたので食べましょう
今、コンビニなどでもナッツ類は簡単に手に入ります
ただ、多くが塩味のついたもので、食べ過ぎれば塩分の過剰摂取になるのでなるべく無塩のものを食べましょう
また、原産地にも注意が必要です
ナッツ類の多くが、アメリカ、インド、中国などから輸入されたものです
いい加減な管理をしていなければカビが生えるし、逆に防カビ剤などの体に悪い
添加物をたくさん使っているものもあります
3. ワイン
アメリカの栄養学会誌「The American Jornal of Clinical Nutrition」に掲載された論文など、信頼できる期間によるいくつかの研究の中で、ワインは体にいいものであることが証明されています
ビールや日本酒など糖質の多いものを多量にとったケースを除き、そもそもアルコール自体が体に良いのですが、特にワインは優れています
ポリフェノールをたっぷり含んだ赤ワインは、抗酸化作用を持っています
白ワインは、ミネラルの成分の影響で痩せる効果があります
いずれの場合も血糖値を下げます
4.チョコレート
チョコレートの原料であるカカオはポリフェノールの塊です
非常に強い抗酸化作用を持っています
世界1位、2位の長寿の国でもチョコレートを食べていました
ただし、チョコレートなら何でも良いと言うわけではありません
昔から日本のお菓子売り場で売られていたチョコレートはカカオの割合が少なく、ほとんど糖質と脂質ですから肥満の元となります
一方、今は「カカオ◯%」というような含有量を明記した商品が増えています
そうしたものの中からカカオ含有量の多い商品を選びましょう
おすすめはカカオ含有量70%以上のもの
カカオ含有量が多くなるほど、苦味の利いた大人の味となり、お酒のつまみでも最高です
5.大豆
健康を考える上で、大豆は完璧な食べ物です
100点をつけて良いほど良質な食べ物です
大豆に多く含まれるイソフラボンは、抗酸化物質であるポリフェノールと同じような働きをし、悪玉物質AGEを下げることがわかっています
また、尿酸の上昇を抑えることもわかっています
豆腐や納豆といった大豆製品を毎日食べましょう
納豆は発酵というステップを踏んでいるのでさらに健康に良い食材となっています
牛乳の代わりに豆乳を飲むのもおすすめです。
ただし、甘い味のついたものは糖質が多くなりますので、プレーンタイプのものを選んでください
6.チーズ
チーズは血糖値を上げることなく良質なタンパク質が取れますので、仕事中にお腹が空いたときなどにもおすすめです
ただし、人工的に固められたプロセスチーズではなく、ナチュラルチーズを選びましょう
その時に、あまり塩分の強くないものにした方が良いです
ちなみに牛乳よりもチーズのほうが体に良いと言われており、チーズも山羊のものを食べてみるのも良いかもしれません
多少クセはありますが、ワインと合わせると相性抜群です
7.ブルーベリー
果物の中で最も推奨できるのがブルーベリーです
ベリー種にはラズベリー、クランベリーなどいろいろありますが、中でもブルーベリーは優れています
ブルーベリーには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれており、老化を促進するAGEという物質を減らしてくれる効果があります
また、アントシアニンには視力回復効果があることもわかっています
疲れ目に悩まされるビジネスパーソンには強い味方です
ビタミン類も豊富で、さほど糖質も多くないので安心して食べることができます
今は、サプリメントも出ていますが、なるべく生のブルーベリーを食べるようにしましょう
サプリメントでは大事な「咀嚼」ができません
8. コーヒー
「苦いコーヒーを飲むとお腹が痛くなる」などという人がいて、長い間、コーヒーが体に良いのか悪いのか、専門家の間でも意見が分かれていました
しかし、「European Journal of Clinical Nutrition」などの統計調査から、コーヒーには糖尿病の発症を抑える効果があることがわかっています
そのメカニズムは解明されていませんが、データが証明してくれていることには従ったほうが良いと思います
また、コーヒーには日本人の動脈硬化を抑えてくれるアンチエージング効果も報告されています
健康を考えるビジネスパーソンなら、忙しい1日の中にも、ゆったりとしたコーヒータイムを持ちましょう
ただし、これはあくまで「挽きたての本格コーヒーをブラックで飲む」ときの話です
砂糖をたっぷり入れなくては飲めないようならやめておきましょう
もちろん、缶コーヒーなどもってのほかです
「コーヒー飲料」と「本格コーヒー」は全くの別物です
9. 酢
酢は、穀物や果物などが発酵することで生まれます
酢には血糖値を下げる効果があることがわかっており、また、食品中のAGEを下げてくれます
さらに、血圧を下げてくれることもわかっています
まさに、健康が気になりはじめたビジネスパーソンにぴったりです
酢に含まれるクエン酸やアミノ酸は、疲労回復のために欠かせない物質であり、夏バテの時期などには特に酢をとることをお勧めします
酢にも、米酢、玄米酢、黒酢、ワインビネガーなどがありいろいろな種類があります
大事なのは、天然の醸造酢を選ぶことです
科学的に合成された「合成酢」はやめましょう
また、ポン酢類は、醤油などの塩分が加えられているので全くの別物と考えましょう
普段から料理に酢を多用するだけでなく、食卓に常備し、調味料として使う癖をつけると良いでしょう
10.生もの
食品は調理の仕方で栄養や毒性が変わってきます
例えば、野菜に熱を加えることでビタミンが減少してしまうことは、多くの人が知っているはずです
それだけでなく、食品を加熱するとAGEが増え、毒性が高まってしまうのです
魚屋野菜など、寄生虫の心配がないものは熱を加えずに、できるだけ生で食べましょう
それによって、豊富な栄養素はそのままに摂取でき、かつAGEを低く抑えることができます
加熱するとしても、あまり高温にならないように調理法を選んでください
例えば、揚げるよりは茹でると言った具合です
どんなものでも、生で食べようと思ったら、それだけ新鮮なものにしましょう
そういう習慣も健康に寄与してきます
まとめ
私たちの周りにはたくさんの不健康食品が隠れています
しかし、健康そうだから、野菜が入っているから、ミネラルが入っているからなど自分の判断で健康的な食生活をしていても知らず知らずのうちに糖質を沢山摂取している可能性があります
缶コーヒーや清涼飲料水やプロテインなどは人工的に作られた飲料水です
人工的に作られたものにはその飲料水をまた買ってもらえるように人工甘味料や糖質が沢山使われています
私たちはそうやって糖質中毒になり、知らないうちに不健康な体になってしまうのです
この本を読んでまさに自分が健康的な食生活をおくっていたつもりが全然おくれていなかったので気になるひとはこの本を読んで健康的な毎日を過ごしましょう
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